
■ ご縁のはじまり
Aさんとの出会いは、私の大学の後輩であるMさん(Aさんと同じ職場)からのご紹介でした。
「同僚が急いで住まいを探している。助けてあげてほしい」――そんな言葉から始まりました。
Aさんは小学生の男の子と中学生の女の子を育てるシングルマザー。
ご主人からのDV被害を受け、ホテルに避難されている状況でした。
安全で安心できる住まいを一刻も早く見つける必要があったのです。
■ 1週間での新生活スタート
ご相談から1週間で条件に合うアパートを見つけ、契約へ。
契約の際はAさんのご都合に合わせて職場へ伺い、丁寧に説明を行いました。
無事に新生活を始められたときには、ご家族の笑顔に私も胸をなでおろしました。

■ 学区内での住み替え探し
しばらく経つと「虫が多い」という理由(そのアパートの裏手が公園だった)から、お嬢さんが転居を希望。
ただ、学校や友人関係を守るために「学区内限定」という条件が加わりました。
その後3年にわたり資料をお送りし、内見も重ねながらじっくりと探し続けました。
■ 出会えた新しい住まい
ある日、「これはきっと気に入っていただける」と感じた物件に出会い、環境を細かく調べたうえでご提案しました。
実際に内見していただくと、ご家族全員が気に入り、契約となりました。
■ 忘れられない笑顔
契約から1週間ほど経ったある日、Aさんとお嬢さんが事務所を訪ねてくださり、
「これからも不動産のことは村野さんに相談しますね」と丁寧にお礼をいただきました。
お嬢さんが「私は1階の洋間にしたの!」と嬉しそうに話してくれた笑顔は、今も心に残っています。
ご紹介くださったMさんにも報告し、喜んでいただけたことも大きな励みになりました。
■ まとめ
このご縁を通じて、不動産は単なる「住まい探し」ではなく、ご家族の安心や未来を支える大切な仕事だと改めて感じました。
これからも一つひとつの出会いを大切に、お客様に寄り添ってまいります。
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