【2025年版】不動産屋で絶対に言ってはいけない5つの言葉|その一言が“損”を招く理由

       【2025年版】不動産屋で絶対に言ってはいけない5つの言葉|その一言が“損”を招く理由

 ◆はじめに

「とりあえず見るだけですから」
「〇〇万円以内で駅近希望です」
「すぐには買わないかもしれませんけど…」

不動産屋で、なんとなく言ってしまうこんな一言。
でも実は、それが営業マンの“本気モード”をそいでしまうきっかけになっているかもしれません。

この記事では、不動産業者と信頼関係を築くために、「言ってはいけない5つの言葉」とその理由を、現場の視点とお客さん目線で丁寧に解説します。

①「ちょっと見てるだけですから」

▼ なぜダメ?

この言葉を聞いた瞬間、営業マンは「本気じゃないんだな」と判断してしまいます。

本当に“見るだけ”なら良いのですが、その裏に「でも良い物件があったら…」という気持ちがあるのなら、もっと正直に言っていいのです。

▼ 代わりにこう言おう

「まだ購入時期は決まっていませんが、将来的に考えていて、情報収集中です。」

営業は「本気のお客さん」から順に力を注ぎます。
“あなたの未来の本気”を、匂わせて伝えるだけでも対応は変わります。

 

②「〇〇万円以下で、駅徒歩5分以内で、築浅で…」

▼ なぜダメ?

これは営業マンにとって“理想の塊”すぎて、現実感がない条件です。
「じゃあネットで探してみてください…」と思われても無理はありません。

その一言で、「わがままなお客さん」と誤解されてしまう可能性もあります。

▼ 代わりにこう言おう

「〇〇万円を目安にしていますが、立地や築年数とのバランスで相談したいです。」

希望は持っていい。
でも、**「何を優先したいか」**を一緒に考える姿勢があれば、営業側も真剣に向き合ってくれます。

 

③「買うかどうかはまだ分からないですけど…」

▼ なぜダメ?

これを言われると、営業マンは「この人に時間をかけても意味ないかも」と思いがち。

確かに、お客様としては慎重になるのは当然。
でも、「いつか買うかも」と思っているなら、それは立派な“お客様”です。

▼ 代わりにこう言おう

「今すぐではないかもしれませんが、検討を始めています。」

“検討している”という言葉だけでも、営業マンの向き合い方は変わります。

 

④「友達が不動産屋やってるんで」

▼ なぜダメ?

これを言われた営業マンは、「じゃあそっちでやれば・・・」と感じてしまいます。

あなたが良かれと思って「牽制」したつもりが、信頼してもらえない”というネガティブサインに取られるのです。

▼ 代わりにこう言おう

「他でも情報は得ていますが、〇〇さんの意見もぜひ聞きたいです。」

敬意を払いながら、選択肢のひとつとして相談しているというニュアンスに変えると、距離が縮まります。

 

⑤「とりあえず資料だけください」

▼ なぜダメ?

「資料だけ」は、営業の時間を軽く扱っている印象を与えがちです。

もちろん資料請求は悪くありませんが、「それ以上の関係には発展しません」という線引きをされてしまうことも。

▼ 代わりにこう言おう

「資料を見て、気になったらぜひご相談させてください」というワンフレーズ添えるだけで、受け取る側の姿勢がぐっと変わります。

 

不動産屋の“やる気スイッチ”は、お客さんの言葉で押される

不動産業界は、今や「買い手市場」の時代。
でも、情報が多すぎるからこそ、**「人と人との信頼関係」**が、物件選びの質を左右します。

「売る側」と「買う側」ではなく、「味方」として寄り添ってくれる営業マンを見つけるために、あなたの言葉選びにも、ちょっとだけ心を込めてみてください。

 

言い換え早見表まとめ

言ってはいけない言葉 言い換えフレーズ
ちょっと見るだけ 将来を見据えて情報収集中です
条件盛り盛り       優先順位を相談したいです
買うか未定です 検討を始めたばかりです
友達が不動産屋で… ご意見もぜひ伺いたいです
資料だけ欲しい 資料見てご相談したいです

 

最後に

言葉ひとつで、相手の心が開いたり閉じたりします。
営業マンも、あなたと同じ「人間」です。

少しの配慮が、プロの本気を引き出し、結果的に“いい家”と“いいご縁”を引き寄せてくれるはずです。