
「不動産屋が密かに嫌がること・・・」でも、言えないけど誠実に向き合います。
不動産屋の仕事は、お客様の希望を叶えるために全力を尽くすことです。
そのためには柔軟性と忍耐力が欠かせません。ただ、時には「これはちょっと困ったな…」と思う場面も多くあるのです。
でも、そこはプロ!どんなリクエストにも誠実に対応し、結果として笑顔でお客様に満足していただくのが本懐です。ここでは、ちょっぴり困惑しつつもまじめに対応したくなるお客様のリクエストを、ユーモアを交えてご紹介します。
1. 「この場所で、この値段で、完璧な家が欲しい!」
「完璧な物件を!」と期待していただけるのは嬉しいですが、稀に「夢に出てきた理想の家を見つけて!」というような壮大なお願いを受けることもあります。
駅チカで静かで、広くて、安くて、新築で…。条件が増えるたび、難易度はどんどん高くなります。ただ、不動産屋の使命は「完全な家」が無理でも「お客様にとって最善の家」を見つけること。理想が高いほど、ご相談はじっくりさせてください!
現実的には、理想が全て叶っている100%の物件は無いのが事実です。不動産の仕事は、理想の物件に近づける努力をお客さまとして行く作業ということになります。
2. 「この物件、10年前にいくらだった?」
「未来は変えられないけど、過去も変えられない」のが不動産の世界。
過去の価格を持ち出して「あの時買っておけばよかった」と後悔されると、こちらも「そのとおりです」としか言えません。
とはいえ、重要なのは「今、最善の選択」をすることです。将来後悔しないような情報をお届けするのが私たちの役目です。

3. 「この古い家を激安で購入して豪邸にしたい!」
DIY精神が旺盛な方には感心しますが、「豪邸」の定義によっては専門家の力が必要な場合もあります。
古い建物には、耐震性や法規制など様々な制約があるため、購入前に十分な情報提供をしています。
現実をしっかりお伝えしながら、それでも夢を叶えたいという熱意をお手伝いするのが不動産屋の役目だと考えています。
4. 「契約を白紙に戻して!」
ご契約後に、「やっぱりキャンセルしたい」というお客様には事情をお聞きしながら、法的にも感情的にも誠実に対応します。
ただ、契約には取り決めがあり、違約金や手付金放棄などの条件が発生することも。こうしたケースでは、「冷静に判断する時間をもうけましょう」と提案しつつ、お客様の納得を最優先に対応しています。
5. 「友人の紹介割引してよ!」
友人関係が円満なのは素晴らしいことですが、不動産の価格や手数料は公正に設定されています。
そのため「特別扱い」を求められると、お断りしなくてはならない場面もあります。
ただ、それが原因で関係がギクシャクするのは避けたい…。そんな時こそ、不動産屋は真剣な姿勢で、納得いただける選択肢を一緒に探します。
まとめ:お客様との信頼が第一
不動産屋にとって大切なのは、お客様の希望に誠実に応えることです。
どんなご要望にもできるだけ寄り添い、「最善の選択」をご提案するのが役目です。
そして、少し驚くようなお願いも、プロとして前向きに取り組みますのでご安心ください!お客様との信頼こそ、私たちが大切にしているものなのです。
不動産屋は、お客様から不動産屋が嫌がることを聞かれても仕事と捉え、感情も抑え、冷静に解決策を提案してくれるものです。ただ、限界はあるかもしれません(笑)。


コメントをお書きください