街場の業者と大手不動産会社の情報量格差はあるのか

正直に言いますと、大手不動産会社と街場の不動産業者では、一般的に情報量に違いがあります。

大手不動産会社は広範囲での物件情報や市場動向などのデータを持ち、豊富なリソース（資源・資産）やネットワークを持っていますので、そういう表現になります。

一方、街場の不動産業者は限られたエリアや特定の市場に特化しており、より深い地域の知識や細かいニーズに応えることができるような業態をとっています。

そのため、それぞれ方のニーズや要望に応じて適切な不動産業者を選ぶべきであると思います。

一般的には、限られたエリアや特定の市場に特化した不動産業者は、そのエリアや市場に関する詳細な情報を持っている傾向があります。

そういう意味では、三〇の〇ハウスさんや、住〇不動産販売さんなど大手仲介会社も現実的にはかなり限られた区域で仕事をしているようですので、同様にそのエリアの情報を持っているといえます。

大手の業者さんは、エリア外の案件についてもそのネットワークにより情報を得ることができます。ここが違いといえば違いです。

ただ、インターネットの発達により、近年は不動産の売り情報などは均一化してきており、公開されている売り物件の情報量において格差は殆ど無いといえるのが現状です。

そのため、その特定のエリアや市場においては、大手不動産会社との情報格差が比較的少ないとも言えます。

ただし、大手不動産会社は広範囲のリソースやネットワークを持っており、特定のエリアや市場に限定されない幅広い情報を提供できることになります。したがって、情報格差の有無は、街場の不動産業者がどのようなエリアや市場に特化しているかによってその質と量が異なると思います。

街場の業者は、そのエリア内の物件の背景や経緯についても、詳しく知っている場合が多く、たとえ知らなくても、培った人脈を通じてすぐに調べることができる可能性が高いものです。

例えば、私のところは多摩市内（母の出身がこのエリア）ですし、開業以来この地域で仕事をしています。また、私自身が生まれ育った八王子市の東部である由木地区などは大体どこにでも、親戚がいたり同級生がいたり、消防団や神社関係のつながりで情報収集ができてしまいます。

私どもは、このエリアに特化していることになりますので、案件がありましたらご相談ください。